本をめぐる冒険

読んだ本の感想などを書いてみるブログ。

2022-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2022年を振り返って

こんにちは。 今年2月にブログを始めてから11か月、これまでたくさんの本を読んできました。年の終わりに振り返ってみたいと思います。 〇2月 2月はまだ方向性が定まっておらず、手探りで書いていました。人の文章を読むのと、自分で書くのとでは、全く違っ…

終末をめぐる冒険

こんにちは。 早いもので今年ももう12月。2022年もまもなく終わろうとしていますね。みなさんにとって、今年はどんな年でしたか。 今月は、今年の本や漫画にまつわるニュースも一緒に振り返ってみました。読書離れや出版不況と言われて久しいですが、調べて…

『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』紹介

こんにちは。 早いもので今年ももう12月。2022年もまもなく終わろうとしていますね。みなさんにとって、今年はどんな年でしたか。 12月には、日販による今年のベストセラーが発表されました。 順位 書名 著者 出版社 1 80歳の壁 和田秀樹 幻冬舎 2 人は話し…

『クリスマス・カロル』紹介

メリークリスマス! 今日12月25日はクリスマスです。12月に入ったとたんに日本中がクリスマスのBGMばかりになるので、個人的には「ようやく25日になったのか」とも思ってしまいますが。 さて、今回はディケンズさんの『クリスマス・カロル』を紹介します。 …

『此の世の果ての殺人』紹介

こんにちは。 早いもので今年ももう12月。2022年もまもなく終わろうとしていますね。みなさんにとって、今年はどんな年でしたか。 10月には、今年のノーベル文学賞が発表され、フランスのアニー・エルノーさんが受賞しました。自身の経験を赤裸々に綴った私…

『アイ・アム・レジェンド』紹介

こんにちは。 早いもので今年ももう12月。2022年もまもなく終わろうとしていますね。みなさんにとって、今年はどんな年でしたか。 11月には、『すずめの戸締まり』『母性』『ある男』といった映画の原作小説の売れ行きが好調でした。映画館の大きなスクリー…

『復活の日』紹介

こんにちは。 早いもので今年ももう12月。2022年もまもなく終わろうとしていますね。みなさんにとって、今年はどんな年でしたか。 9月には、東野圭吾さんの小説を原作とした映画『沈黙のパレード』が公開され話題となりました。ガリレオシリーズは小説として…

『渚にて 人類最後の日』紹介

こんにちは。 早いもので今年ももう12月。2022年もまもなく終わろうとしていますね。みなさんにとって、今年はどんな年でしたか。 8月には、映画『ONE PIECE FILM RED』が公開され大ヒットを記録しています。原作の漫画は、「最も多く発行された単一作者によ…

『世界の終わりの天文台』紹介

こんにちは。 早いもので今年ももう12月。2022年もまもなく終わろうとしていますね。みなさんにとって、今年はどんな年でしたか。 7月には、第167回芥川賞に高瀬隼子さんの「おいしいごはんが食べられますように」、直木賞に窪美澄さんの『夜に星を放つ』が…

『終末少女』紹介

こんにちは。 早いもので今年ももう12月。2022年もまもなく終わろうとしていますね。みなさんにとって、今年はどんな年でしたか。 6月には、テレビドラマ『シャーロック』の映画版である『バスカヴィル家の犬』が公開され話題となりました。ホームズの4つの…

『地上最後の刑事』紹介

こんにちは。 早いもので今年ももう12月。2022年もまもなく終わろうとしていますね。みなさんにとって、今年はどんな年でしたか。 5月には、テレビアニメ化した漫画『SPY×FAMILY』が爆発的な人気となりました。最近は『鬼滅の刃』をはじめ、普段アニメを見な…

『ザ・ロード』紹介

こんにちは。 早いもので今年ももう12月。2022年もまもなく終わろうとしていますね。みなさんにとって、今年はどんな年でしたか。 4月には、本屋大賞の発表がありました。大賞に選ばれたのは、逢坂冬馬さんの『同志少女よ、敵を撃て』でした。旧ソ連の女性狙…

『終わりの街の終わり』紹介

こんにちは。 早いもので今年ももう12月。2022年もまもなく終わろうとしていますね。みなさんにとって、今年はどんな年でしたか。 3月には、村上春樹さんの短編を原作とした映画『ドライブ・マイ・カー』が、アカデミー賞国際長編映画賞を受賞し、話題となり…

『こんなにも優しい、世界の終わりかた』紹介

こんにちは。 早いもので今年ももう12月。2022年もまもなく終わろうとしていますね。みなさんにとって、今年はどんな年でしたか。 2月には、『太陽の季節』で第34回芥川賞を受賞した石原慎太郎さんと、『苦役列車』で第144回芥川賞を受賞した西村賢太さんが…

『終末のフール』紹介

こんにちは。 早いもので今年ももう12月。2022年もまもなく終わろうとしていますね。みなさんにとって、今年はどんな年でしたか。 1月には、第166回直木賞・芥川賞の発表がありました。直木賞は米澤穂信さんの『黒牢城』と今村翔吾さんの『塞王の楯』が、芥…